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3_実践的なINDEX関数とMATCH関数〜(Excel2016)4/6

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曜日による割増料金を求める

人数と部屋タイプによる宿泊料金は、INDEX関数とMATCH関数で求めることができました。
続いて、LOOKUP関数とWEEKDAY関数を使って、曜日による割増料金を加算していきましょう。
WEEKDAY関数は指定した日付の曜日を返す関数です。

まずは、準備として各プランの割増料金表を完成します。
LOOKUP関数の検査値は、[希望入力]シートのセルD3となります。
セルD3はWEEKDAY関数でセルC3の曜日を表示していますので、割増料金表の項目名はWEEKDAY関数の戻り値を使う必要があります。
割増料金表は「平日」「日曜」「休前日」の3項目ですから、「平日」には月〜木の戻り値“2〜5”の「2」、「日曜」には「1」、「休前日」には金・土の戻り値“6、7”の「6」を設定します。

なお、LOOKUP関数で検索する際は数値を昇順にしておく必要がありますので、「1(日曜)」「2(平日)」「6(休前日)」の順で入力します。
入力した数値のままではわかりづらいので、セルの表示形式を変更して「日曜」「平日」「休前日」と表示させましょう。

▼ 図4-1 割増料金表の項目名を入力
 割増料金表の項目名を入力
  1. [松プラン]シートのセルC8に「1」、セルD8に「2」、セルE8に「6」と入力する。
▼ 図4-2 セルの表示形式を変更
セルの表示形式を変更
  1. セルC8を選択し、[Ctrl]+[1]キーを押して[セルの書式設定]ダイアログボックスを表示する
    ※ テンキーの[1]キーは使えません。
  2. [表示形式]タブを選択し、[分類]から[ユーザー定義]を選択する
  3. [種類]ボックスに「"日曜"」と入力する
  4. [OK]ボタンをクリックする
▼ 図4-3 項目名を表示
項目名を表示

セルC8に「日曜」と表示されます。
同様に、セルD8には「平日」、セルE8には「休前日」と表示されるよう設定しましょう。
また、[松プラン]シートのセルC8からE8を残りの2プラン分のシートにもコピーしておきましょう。

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