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1_実践的なSUM関数 4/5

実践的なSUM関数(Excel2016)| 1/5  2/5  3/5  4/5  5/5 

数式入力の基本をマスターしよう

Excelは数式を入力することで多様な計算を可能にしています。Excelでは「=」に続いて、「+(足し算)」「-(引き算)」「*(掛け算)」「/(割り算)」の演算子を使って数式を作成(▼ 図4-1)します。

▼ 図4-1 セルに数式を作成する(例は1月の返品数 / 返品数合計)
図4-1 セルに数式を作成する

数式のコピーを行うと、セルの値は相対的に参照されて参照先が1つずつずれます。これを『相対参照』といいます。
しかし、全体の構成比などを求めたい場合、各データを同じ合計値で割る必要があるため、数式のコピーを行うと参照先の合計セルがずれてしまい、正しい答えが求められません。

▼ 図4-2 セルに数式をコピーする
 図04-02 セルG5にIF関数を挿入

数式をコピーしても常に参照するセルを同じにするには、『絶対参照』を使います。絶対参照を設定した数式には「$」の文字が追加され、コピーをしても常に同じセルを参照(図4-3)します。
下図の例では、「=D4/D10」のD10セル(返品数合計が入っているセル)に絶対参照を設定し、「=D4/$D$10」としました。
コピーした数式は「=D5/$D$10」、「=D6/$D$10」・・・というように常にD10を参照するため、正しい値を求めることができます。

▼ 図4-3 絶対参照を使った数式をコピーする
図4-3 絶対参照を使った数式をコピーする

また、「D$10」というように「行のみ」「列のみ」を固定する『複合参照』を使うこともできます。
絶対参照、複合参照は「$」を直接入力するか、[F4]キーを押すことで設定できます。
[F4]キーを押す回数で、参照方法を切り替えることができます。

 回数  セルの表示 セルの状態
1回 $A$1 絶対参照(行、列ともに固定)
2回 A$1 複合参照(行のみ固定)
3回 $A1 複合参照(列のみ固定)
4回 A1 相対参照(固定なし)

また、累計を求めたい場合などはSUM関数に絶対参照を利用します。SUM関数の合計範囲を指定する際に、先頭セルに絶対参照を使用します。これにより数式をコピーしても、先頭セルは固定されたまま最終セルのみが拡張されるため、累計(図4-4)を求めることができます。

▼ 図4-4 絶対参照を使って累計を求める
図4-4 絶対参照を使って累計を求める
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