タブの使い方
タブの中には、Excel2013の機能を実行したり、設定画面を表示するためのコマンドが、項目ごとに分類して格納されています。
タブをクリックすると、タブの下にそのグループに属するコマンドが表示されます。次に、使用したいコマンドにマウスポインタを合わせてクリックします。
▼ タブの種類と主なコマンド
①[ファイル]タブ | ファイルの保存や印刷、オプション設定などファイル全体に関わるコマンド。 |
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②[ホーム]タブ | コピー、貼り付け、文字、セルやテーブルの書式の設定、並べ替え、フィルタ、検索など基本的なコマンド。 |
③[挿入]タブ | グラフ、画像、テキストボックスの挿入やピボットテーブル作成などオブジェクトの挿入に関わる。コマンド。 |
④[ページ レイアウト]タブ | ワークシートの印刷設定、オブジェクトの配置設定など、レイアウトに関わるコマンド |
⑤[数式]タブ | 関数、数式の挿入や設定、名前の管理など数式に関わるコマンド。 |
⑥[データ]タブ | 並び替え、フィルタ、外部データの取り込み、入力規則などデータ操作に関わるコマンド。 |
⑦[校閲]タブ | スペルチェック、コメントの挿入、ブックの共有など校閲作業に関わるコマンド。 |
⑧[表示]タブ | ブックの表示形式、表の分割やウィンドウの切り替えなど、表示に関わるコマンド。 |
ある条件下で表示されるタブ(コンテキストタブ)
標準の状態では表示されず、特定のオブジェクト、例えばグラフ(オブジェクト)を挿入し、そのグラフを選択している時だけに表示されるタブを、「コンテキストタブ」と呼びます。コンテキストタブには、そのオブジェクトの設定に必要なコマンドが格納されています。選択するオブジェクトにより、表示されるタブは異なります。
<例:グラフを選択したときに表示されるタブ>⑨[デザイン]タブ | グラフのデザインなどに関わるコマンド。 |
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⑩[書式]タブ | グラフの要素(グラフタイトル、項目軸など)の書式設定に関わるコマンド。 |
常にすべてのコマンドを表示するには?
Excel 2013では3種類のタブの表示形式(オプション)があります。これを変更し、はじめからすべてのコマンドを表示させることも可能です。
①右上の[リボンの表示オプション]をクリックします。
②[タブとコマンドの表示]をクリックします。