セルや行/列を削除する
ワークシート上の不要となった行、列、セルは削除できます。行、列、セルを挿入するときと同様に、行番号、列番号、またはセルを選択して、[ホーム]タブにある[セル]グループの[削除]ボタンから目的に合わせたコマンドを選択します。
▼ [削除]ボタンからコマンドを選択
ただし、セルを削除するときに限り、セルを削除した位置に右、下どちらのセルを詰めるのかを決定しなければなりません。
▼セルを削除するときに表示される[削除]ダイアログボックス
なお、セルもしくは行/列の削除は、選択範囲を右クリックしたときに表示されるショートカットメニューからでも実行できます。
▼ ショートカットメニューの[挿入(I)]と[削除(D)]
列の場合も、行の場合と同様です。削除位置の列番号をクリックして、[削除]ボタンから[シートの列の削除(C)]をクリックします。
セルや行/列を削除するショートカットキーは、[Ctrl]+[−]キーです。
セルを入れ替える
[切り取り]コマンドと[挿入]の[切り取ったセルの挿入(E)]コマンドを組み合わせると、セルを入れ替えることができます。
1. 移動元のセルを選択して[ホーム]タブ[クリップボード]グループの[切り取り]ボタンをクリックします。ここではセルD1からE5までを選択して切り取りを実行します。選択したセルが破線で囲まれます。
2. 移動先のセルを選択して[セル]グループの[挿入]ボタンから[切り取ったセルの挿入(E)]をクリックします。ここでは、セルB1を移動先に指定します。ショートカットメニューから[切り取ったセルの挿入]も選択できます。
3. セルが入れ替わります。
操作手順(1)で[切り取り]ボタンでなく[コピー]ボタンを選択すると、セルをコピーして挿入できます。
行や列を移動、コピーするときには、最初に行または列全体を選択してから同じ操作を実行します。