ふりがなを表示する
入力した漢字にふりがなを表示させることができます。名簿や住所録を作成する際に利用すると便利です。ふりがなの表示には入力したときの「読み」が用いられますが、後から任意の「読み」に編集できます。
ふりがなの表示/非表示を切り替える
Excel 2013には、漢字変換時の「読み」をデータとして記憶する機能があります。しかし、この「読み」は記憶されただけでは表示されません。「読み」を表示したいセルを選択して、[ホーム]タブの[フォント]グループにある[ふりがなの表示/非表示]ボタンから[ふりがなの表示(S)]を実行すると、ふりがなとしてセル内に表示されます。
![[読み]がふりがなとして表示される](img_e_basic/38-1.jpg)
@ ふりがなを追加したいセルを選択する
A [フォント]グループの[ふりがなの表示/非表示]ボタンから[ふりがなの表示(S)]を選択する
ふりがなを非表示にする
ふりがなが表示されたセルを選択して、[フォント]グループの[ふりがなの表示/非表示]ボタンから[ふりがなの表示(S)]を再度クリックすると、ふりがなが非表示になります。
ふりがなを編集する
漢字を入力するときには、必ず正しい「読み」で入力するとは限りません。変換の都合を考えて「読み」を入力するときもあります。このような場合、ふりがなだけを編集して、正しい「読み」に変更できます。なお、ふりがなは漢字の単位ごとに区切られて記憶されます。複数のふりがなを、親文字と関連付けて結合できます。

@ ふりがなを編集するセルをダブルクリックする
A フリガナの編集したい所をクリックして、カーソルをたてる
B ふりがなを修正して、[Enter]キーを2度押して確定する
ふりがなの設定
ふりがなの表示は、ひらがな表示だけではなく、全角カタカナや半角カタカナで表示することもできます。[ふりがなの設定]ダイアログボックスでは、このようなふりがなの種類の設定や、左寄せ、中央揃え、均等割り付けなどのふりがなの配置を設定することができます。
1. ふりがなの設定をするセルを選択し、[フォント]グループの[ふりがなの表示/非表示]ボタンから[ふりがなの設定(T)]をクリックします。
2. [ふりがなの設定]ダイアログボックスが表示されます。目的に合った設定をして、[OK]ボタンをクリックします。

@ ふりがなの種類を選択する
A ふりがなの配置位置を選択する

@ [フォント]タブをクリックする
A フォントのスタイルを選択する
B [OK]ボタンをクリックする