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Lesson36:セルに罫線を引く

セルに罫線を引く

作成した表に罫線を設定すると見栄えが良くなるだけではなく、データが見やすくなり、見る側が理解し易くなります。ここでは、決められた種類の罫線を簡単に引く方法や、罫線の種類や色を選択して、より見栄えの良い表を作成する方法を解説します。

罫線を引く

セルに罫線を設定するには、[フォント]グループの[罫線]ボタン、または[セルの書式設定]ダイアログボックスの[罫線]タブで行います。

1. セルB3からG8をドラッグして、罫線パレットから「格子(A)」を選択します。

▼ 罫線を引く範囲と罫線の種類を選択する
罫線を引く範囲と罫線の種類を選択する

2. 表のすべてのセルの枠線に罫線が引かれます。また、文字列が回転して配置されているセルは、罫線もその角度に応じてレイアウトされます。

▼ セルに罫線が引かれた
セルに罫線が引かれた

3. セルB3からG8を選択して、罫線パレットから「外枠太罫線(T)」を選択します。

セルB3からG8の外枠を「太枠」に変更します。

▼ 罫線パレットから「外枠太罫線(T)」を選択する
罫線パレットから「外枠太罫線(T)」を選択する

4. セルB3からG3を選択して、[セルの書式設定]ダイアログボックスの[罫線]タブで下罫線のスタイルを変更します。

▼ 下罫線を変更する
下罫線を変更する

@ 太線を選択する

A 罫線の下罫線をクリックする

B [OK]ボタンをクリックする
行3の下罫線がすべて太くなります。

5. セルB4からB8を選択して、[罫線]パレットで右罫線のスタイルを変更します。

3.で操作したように右罫線のスタイルを変更します。列Bの右罫線が太くなります。

6. 同一チームが交差するセルC4、D5、E6、F7、G8を選択し、[罫線]パレットで斜め罫線を引きます。

▼斜め罫線を引く

@ 線を選択する

A 罫線の斜め罫線をクリックする

B [OK]ボタンをクリックする
選択したセルに斜め罫線が引かれます。

下図のリーグ戦成績表が完成します。

罫線を消すときには、消したい範囲を選択して[罫線]パレットで[枠なし]ボタンを選択します。または、[セルの書式設定]ダイアログボックスの[プリセット]で[なし(N)]のボタンを選択します。

▼ [枠なし]ボタン
[枠なし]ボタン

罫線を引くときには、[罫線]パレットを使った方が手軽ですが、スタイルや色の変更ができないなど機能が限定されているので、やはり[セルの書式設定]ダイアログボックスで罫線を引くテクニックを身につける必要があります。

ワークシートのセルの枠線を非表示にする
今回のようにセルに罫線を引いたときには、セルの枠線をすべて消してしまった方が、画面上の表の見栄えは一層よくなります。セルの枠線を非表示するには、[ページ レイアウト]タブの[シートのオプション]グループにある[枠線]の表示チェックボックスをオフにします。

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