文字列の回転などによる高度な配置の変更
次の損益計算書は、「文字列の回転」「セルの結合」「インデントの設定」という3つの機能を活用して作成されています。
●文字列を回転する
文字列は、[配置]タブの[方向]グループでさまざまな角度に回転できます。 この損益計算書では、行2の見出しは文字列を-45度に回転し、列Aと列Bは縦表示に変更しています。
●セルを結合する
Excel 2013では、横方向、縦方向に並んだ複数のセルを結合して1つのセルとして扱うことができます。たとえば、この損益計算書のセルA1からE1は、セルA1に「損益計算書」と入力した後、セルA1からE1を選択して、[ホーム]タブの[配置]グループにある[セルを結合して中央揃え]ボタンで1つのセルに結合しています。
●インデント(字下げ)を設定する
前図の損益計算書のように、表によっては、大項目、中項目、小項目のように項目を階層化しなければならないものがあります。項目を階層化するときには、小さな項目ほど頭下げをするようにレイアウトすると表は見やすくなります。インデントは、[配置]タブの[横位置]ボックスで「左詰め(インデント)」を選択し、[インデント]ボックスでその幅を指定します。前図では、中項目に2文字幅、小項目に4文字幅のインデントを設定しています。
[インデントを減らす]ボタン、[インデントを増やす]ボタン
インデントを減らしたいときは[インデントを減らす]ボタン
インデントを増やしたいときは[インデントを増やす]ボタンをクリックします。