Excelの画面構成
Excel2013の起動直後の基本的な画面構成は下図のようになっています。基本動作を覚えるには、画面の各部分の名称や機能を理解することが大切です。
▼ Excel構成画面


名称 | 説明 |
---|---|
タイトルバー | 現在作業中のブック名が表示される。 |
クイックアクセスツールバー | [上書き保存]など頻繁に利用するボタンが集められた部分を指す。ファイルタブ→オプション→クイックアクセスツールバーをクリックすることでボタンを自由に追加・削除することができる。 |
タブ | [ホ―ム][挿入]などが表示されている部分。クリックするとリボンが表示され、そのタブに関連する各コマンドボタンが使用できる。 |
ファイルタブ | クリックすると、[新規][開く]などの画面が表示され、ファイルに関する操作を行うことができる。 |
リボン | タブとその下にあるボタンが並んでいるエリアの総称。タブをクリックする毎にボタンの内容が変化する。 |
グループ | ボタン内の[フォント]や[数値]などの分類を指す。グループ内には似た機能を持つコマンドボタンが並んでいる。 |
ダイアログボックス起動ツール | グループの右下に表示されている斜め下矢印マークを指す。クリックすると、詳細設定用のダイアログボックスが開く。グループによってはついていない場合もある。 |
名前ボックス | アクティブセルの名前や番地を表示する。セルやセル範囲に名前を付けることで、その名前を表示させることができる。 |
数式バー | アクティブセルに入力されているデータや数式を表示する。数式バー自体に数式を打ち込むことも可能。 |
関数の挿入ボタン | [関数の挿入]ダイアログボックスを表示し、関数の計算を行うことができる。 |
セル | データや数式を入力する場所であり、ワークシートの基本単位となる。 |
アクティブセル | 現在操作の対象になっているセルであり、太枠で囲まれて表示される。 |
行番号 | ワークシートの各行の番号を指す。1〜1,048,576の数字で表示される。行を区切る線にカーソルを合わせて行の高さを変更することができる。 |
列番号 | ワークシートの各列の番号を指す。A 〜XFD列の16,384列がアルファベットで表示される。行と同様に列の横幅の大きさを変えられる。 |
表示選択ショートカット | [標準][ページレイアウト][改ページプレビュー]の各表示画面の切り替えを行うボタンを指す。 |
ズームスライダー | スライダーをドラッグすることで表示倍率を10〜400%に変更できる。[+][−]をクリックすると10%ずつ拡大、縮小することが可能。 |
シート見出し | 使用しているワークシート名が表示される。クリックしてワークシートを切り替えることができる他、右の+ボタンをクリックすることでワークシートを追加することもできる。 |
基本的作業は上図の状態の画面で行いますが、使用する機能によってメニューが切り替わったり、使用する機能に対応するツールバーが表示されたりすることがあります。
ブックとは?
ブックとはExcelで作成したファイルのことで、複数のワークシートやグラフシートから構成されています。
何枚ものシートをひとつに束ねた「本」に例えられるため、ブックと呼ばれています。

新規ブックのワークシート数
新規ブック作成時には自動的に1枚作成されます。新規作成で最初から複数枚シートを表示したいときは、ファイルタブ→オプションをクリックし、基本設定の[新しいブック作成時]にある[ブックのシート数(S)]を操作することで設定することができます。


