数式を入力する
セルに数式を入力すると、ワークシート上で計算ができます。計算するには、セルの中に数式を入力します。数式を作成するには、「=」で記述を始めることや、数値定数、セル参照および演算子を用いて記述を行うことなどのいくつかのルールがあります。
数式作成のルール
数式は「セル参照」「演算子」「数値定数」「ワークシート関数」から構成されています。ここでは「(本体価格+手数料)*1.08」という、シンプルな計算式を通して解説します。
1. 計算結果を出したいセルに「=」を入力する
数式を作成するときは、必ず「=」から入力します。
2. 数式を入力する
ここでは下図のように、「=(A2+B2)*1.08」と数式を入力します。
3. [Enter]キーを押して数式を確定する。
数式が確定されます。ただし、セル内に表示されるのは計算結果で、入力した数式は数式バーに表示されます。
数式に入力したセルの値は、計算に使用しているセル参照の値によって自動的に変化します。実際にセルA2、B2の値を変更すると、計算結果も変更されることが確認できます。
なお、この例では、同じシート内のセルを2つ参照して数式を作成しましたが、下のようにセル番地の前に、他のシートのシート名と「!」を付けると、別のシートのセルを参照する数式を作成することができます。
数式で使用できる算術演算子
数式の中で使える算術演算子には優先順位があり、それに従って計算されます。
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算術演算子は、全角で入力しても自動的に半角に変換されます。