さて、配列数式の
=MATCH(TRUE,A1:A4="b",0) ですが、
Excelの内部では、次のように展開されます。
=MATCH(TRUE,{A1="b",A2="b",A3="b",A4="b"},0)
次にA1からA4を、セル値に置き換えます。
=MATCH(TRUE,{"a"="b","b"="b","c"="b","b"="b"},0)
その後、論理演算が行われます。
=MATCH(TRUE,{FALSE,TRUE,FALSE,TRUE},0)
あとは、配列 {FALSE,TRUE,FALSE,TRUE}から、最初のTRUEが何番目にあるかを返すMATCH関数です。今回の例なら 2 が返ります。