解説:
このソフトは、ExcelVBAモジュールからリマーク文と余分な前後の
スペースを削除する、ExcelVBAモジュールです。
Excelマクロにはパスワードを設定してコードを保護する機能があり
ますが、それを破るソフトが公開されていたりして保護機能は万全
とはいえません。
苦労して作成したコードを勝手に流用されるのはおもしろくありま
せんよね。
そこで逆転の発想として、見られても解読しづらいようにしてしま
えばということで作成したのがこのソフトです。
ついでにある程度の減量(ダイエット)にもなります。
実行すると図のようにリマーク文と余分な前後のスペースが削除
されます。
使い方は次のとおりです。
1.対象とするファイル(.xls or .xla)にこのモジュール
(mMsDiet.bas)をインポートしておきます。
2.対象ファイルを完成させます。
※※※※必ずコンパイルまで実行してください。※※※※※
3.対象ファイルのコピーを作り、原本は大切に保管してください。
4.このコピーをVBEで開き、msDiet()をVBEから直接実行します。
すべてのモジュールからリマーク文とスペースが削除されます。
5.mMsDietを削除します。(しなくても構いませんが。)
6.再度コンパイルし直して上書き保存します。
以上で見られても解読しづらいファイルの出来上がりです。
ぜひ、ご活用ください。
重要な注意:
1.msDiet()を実行する時は、必ずコンパイル後にしてください。
そうしないとExcelが落ちてしまう場合があります。
2.Excel2002では、[ツール]-[マクロ]-[セキュリティ]の
「信頼のおける発行元」タブで、「Visual Basicプロジェクト
へのアクセスを信頼する」のチェックを入れておく必要があり
ます。
以上
ファイルサイズ:33334 byte