HOME > VBA広場 > Excel VBA ビギナーズ > 第17回 ファイルを自動保存するマクロに挑戦 3/4

第17回 ファイルを自動保存するマクロに挑戦 3/4

第17回 ファイルを自動保存するマクロに挑戦| 1/4  2/4  3/4  4/4 

VBエディタでマクロを修正

VBエディタを起動し、マクロを修正します。

  1. [ツール]メニューの[マクロ]から[マクロ]を選択し、[マクロ]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図03-01 [マクロ]ダイアログボックスの表示
    図03-01 [マクロ]ダイアログボックスの表示

    【Excel2007の場合】

    Excel2007ではメニューバーではなく、リボンを使用します。[開発]タブが表示されている場合には、[マクロ]ボタンをクリックすると表示できます。

    ▼図03-02 Excel2007での[マクロ]ダイアログボックスの表示
    図03-02 Excel2007での[マクロ]ダイアログボックスの表示
  2. [マクロ名]ボックスから編集したいマクロ[SaveNouhin]を選択する。
  3. [編集]ボタンをクリックし、VBエディタを起動する。
    ▼ 図03-03 [マクロ]ダイアログボックス
    図03-03 [マクロ]ダイアログボックス

VBエディタが起動しました。マクロ記録で作成されたVBAのコードが表示されます。

▼ 図03-04 Visual Basic Editor
図03-04 Visual Basic Editor

マクロを編集する

上書き保存する際に表示される確認メッセージを非表示にし、ファイル名はセルE4の日付が使用されるように修正しましょう。

  1. コードの先頭に「Application.DisplayAlerts = False」と入力する。
  2. ファイル名の「2009年12月8日」を「" & Range("E4").Text & "」に変更する。
    ※ &演算子を使って、セルE4に入力されている値をファイル名に指定します。
  3. コードの末尾に「Application.DisplayAlerts = True」と入力する。
    ▼ 図03-05 コードを編集
    図03-05 コードを編集

Cの「Application.DisplayAlerts = False」はメッセージを非表示にします。

▼ 図03-06 同じファイルがあった場合に表示されるメッセージ
図03-06 同じファイルがあった場合に表示されるメッセージ

Dの「" & Range("E4").Text & "」は保存するファイル名をセルE4の値にします。

Eの「Application.DisplayAlerts = True」は、Cと逆でメッセージが表示される設定に戻しています。

これでマクロの修正が終了しました。
Excelの画面に戻り、マクロを実行してみましょう。

第17回 ファイルを自動保存するマクロに挑戦| 1/4  2/4  3/4  4/4