マクロの実行
では、実際に[追加]ボタンをクリックしてみましょう。
[追加]ボタンで最終行に空の行が追加できましたか?
もし、エラーが出てしまった場合には、もう一度コードを確認してください。
コメント行
最後に、VBエディタを使う上で必要な知識の一つである『コメント』についてご紹介します。
簡単なプログラムの場合はコード自体が複雑でないため、見にくくなることはあまりありませんが、コードが複雑になってくるとプログラムコードだけではどんな処理をしているのかわからない、使っている変数が何の変数だったのかがわからないことがあります。
そんなときは必要に応じてコメントをいれておきましょう。
コメントはプログラムの中に入れられる注釈で、頭に「’(シングルクォーテーション)」を付けることで使用できます。コメント行は、既定では緑色に表示され、実際の処理には影響がありません。
また、注釈以外の使い方として、プログラム行をコメントにすることでプログラムを一時的に無効化できます。これを『コメントアウト』と呼びます。
コメントはプログラムには直接必要ありませんが、コメントを追加することで自分だけでなく、他の人に見せたときにも見やすいコードになるはずです。コメントも上手に使いこなして、見やすいコードが書けるように心がけましょう。
いかがでしたか?今回もVBエディタを使用してマクロを作成する方法を学習しました。
プログラムには「慣れ」が必要です。コードを真似して、自分なりに改造してみることでVBAに少しでも慣れていきましょう。