マクロの実行
では、実際に[切替]ボタンをクリックしてみましょう。
▼ 図04-01 マクロの実行による列の表示/非表示切替
[切替]ボタンで列の表示/非表示の切り替えはできたでしょうか?
もし、エラーが出てしまった場合には、もう一度コードを確認してください。
自動メンバ表示
最後に、VBエディタを使う上で便利な機能をご紹介します。 コードを入力している途中で、下図のようなウィンドウが表示されることがあります。
▼ 図04-02 自動メンバ表示
これを『自動メンバ表示』といいます。これから入力できる関数やプロパティの候補が表示される非常に便利な機能です。
[↑]キーや[↓]キーを押して入力したいキーワードを選択し、[Tab]キーで決定します。関数のスペルがあいまいなときなどに便利です。
- [ツール]メニューから[オプション]を選択し、[オプション]ダイアログボックスを表示する。
▼ 図04-03 [オプション]ダイアログボックスを表示
- [編集]タブ内の[自動メンバ表示]チェックボックスをオンにする。
- [OK]ボタンをクリックする。
▼ 図04-04 [オプション]ダイアログボックス
これで自動メンバ表示されるようになります。表示したくない場合は、チェックをオフにします。
いかがでしたか?今回もVBエディタを使用してマクロを作成する方法を学習しました。
はじめは意味がわからなくても真似をするだけでもよいので最後まで挑戦してください。真似ができたら、次は自分なりにコードを改造してみましょう。
変更するとどの部分がどんな風に変わるのかを見ていくことで、少しずつ理解度を高めることができるはずです。