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第13回 ボタン一つで表示と非表示を切り替える 2/4

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VBエディタでマクロ作成

それでは、VBエディタを起動し、標準モジュール・プロシージャを挿入しましょう。

  1. [ツール]メニューの[マクロ]から[Visual Basic Editor]を選択する。
    ▼  図02-01 VBエディタを起動
    図02-01 VBエディタを起動

    【Excel2007の場合】

    Excel2007ではメニューバーでなく、リボンを使用します。[Visual Basic]ボタンは[開発]タブ内に用意されています。
    ※ [開発]タブは既定では表示されていません。[開発]タブの表示方法はこちら

    ▼ 図02-02 Excel2007でのVBエディタの起動
    図02-02 Excel2007でのVBエディタの起動
  2. [挿入]メニューから[標準モジュール]を選択する。
    ▼ 図02-03 標準モジュールの追加
    図02-03 標準モジュールの追加
  3. [挿入]メニューから[プロシージャ]を選択し、[プロシージャの追加]ダイアログボックスを表示する。 
    ▼ 図02-04 プロシージャの追加
    図02-04 プロシージャの追加
  4. [名前]ボックスに「Kirikae」と入力する。
  5. [種類]から[Subプロシージャ]を選択する。
  6. [適用範囲]から[Publicプロシージャ]を選択する。
  7. [OK]ボタンをクリックする。
    ▼ 図02-05 [プロシージャの追加]ダイアログボックス
    図02-05 [プロシージャの追加]ダイアログボックス

画面に「Public Sub Kirikae」と「End Sub」が表示されます。
この間にVBAコードを記述し、マクロを作成していきましょう。

マクロの中身を作成する

「Public Sub Kirikae」以降にプログラムを記述し、マクロを完成させていきましょう。

  1. 「Columns("H:N").Select」と入力する。
    ※列HからNを選択するコードです。(Columnsは列を参照するプロパティです。(行はRows))

  2. 「Selection.EntireColumn.Hidden = Not Selection.EntireColumn.Hidden」と入力する。
    ※「式=Not式」を指定することで設定を切り替えます。今回は『列の表示/非表示』を切り替えています。

  3. 「ActiveWindow.ScrollColumn = 4」と入力する。
    ※ 列Dまでスクロールするコードです。

  4. 「Range("A1").Select」と入力する。

    ▼ 図02-06 コードの入力
    図02-06 コードの入力

以上でコードの入力は完了です。
Excel画面に戻り、マクロを実行するボタンを作成しましょう。

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