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第9回 MsgBox関数でメッセージを表示しよう 3/4

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マクロの中身を確認する

マクロの記録で登録されたマクロが、VBAではどのように記述されるのかを確認してみましょう。

  1. [ツール]メニューの[マクロ]から[マクロ]を選択し、[マクロ]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図03-01 [マクロ]ダイアログボックスの表示
    図03-01 [マクロ]ダイアログボックスの表示

    【Excel2007の場合】

    Excel2007ではメニューバーではなく、リボンを使用します。[開発]タブが表示されている場合には、[マクロ]ボタンをクリックすると表示できます。

    ▼ 図03-02 Excel2007での[マクロ]ダイアログボックスの表示
    図03-02 Excel2007での印刷プレビューの表示
  2. [マクロ名]ボックスから編集したいマクロ[Backup]を選択する。
  3. [編集]ボタンをクリックし、VBエディタを起動する。
    ▼ 図03-03 [マクロ]ダイアログボックス
    図03-03 [マクロ]ダイアログボックス

VBエディタが起動しました。Subの後ろに続く記述がマクロ名です。

▼ 図03-04 Visual Basic Editor
図03-04 Visual Basic Editor
 
Aの操作 “収支表”シートをコピーする
Bの操作 新規ブックをバックアップという名前で指定したフォルダに新規保存する
Cの操作 現在表示されているウィンドウを閉じる


今回は、処理の完了時にメッセージを表示するので、Cの後ろにMsgBox関数を追加します。
図03-04のC「ActiveWindow.Close」の後ろに挿入しますが、「End Sub」はマクロの終わりを示すため、必ず一番最後に来るようにします。

MsgBox関数

それではMsgBox関数を挿入し、バックアップ処理が終了したら「バックアップができました」というメッセージを画面に表示してみましょう。

  1. 「Active Window.Close」の後ろで改行し、「MsgBox "バックアップができました"」と入力する。
    ▼ 図03-05 MsgBox関数を追加
    図03-05 MsgBox関数を追加

マクロを実行すると、バックアップ完了後、以下のメッセージが表示されるようになります。

▼ 図03-06 メッセージが表示された
図03-06 メッセージが表示された

MsgBox関数の使い方について、次のページではもう少し詳しくご紹介します。

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