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第3回 マクロの修正に挑戦 1/4

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はじめに

ずっとうまくいっていたマクロが、急におかしな結果になってしまう、中断してしまうということはないでしょうか?
原因はいろいろありますが、原因の1つにエクセルファイルに何らかの修正(シート名の変更、行の挿入、セルの削除、セルの内容の変更といったごく基本的な操作も含む)を加えてしまうことが挙げられます。修正作業により、マクロ記録時に記録したシート名やセルの内容などが変わってしまい、マクロを思うように実行できなくなってしまうのです。

マクロの修正

修正方法としてマクロ記録機能で作り直すこともできますが、「シート名を変えた」「選択するセルの範囲を変えた」というような簡単な変更だけであれば、マクロの中身を直接修正する方が断然早くできます。 そもそもマクロ記録機能は、エクセルでの操作内容をVBAのプログラムコードに変換しているわけですから、VBAのプログラムコードを修正すればマクロの動作も変更されます。

今回は、印刷範囲を変更するサンプルを使用して簡単なマクロ修正の方法を紹介します。マクロ記録で作ったマクロの中身(VBAのプログラムコード)を直接編集しますが、プログラムの知識がまったくなくてもできる簡単な修正です。操作手順をに従って気軽にチャレンジしてみてください。

▼図01-01 マクロ実行
図01-01 マクロ実行

では次ページから、元となるマクロを作成するためにマクロ記録を行っていきましょう!

次のページから解説するExcelブックは下記よりダウンロードできます。 サンプルデータ“作業日報_完成版.xls”には今回ご紹介するマクロ、コードが設定済みです。ご参考にご利用ください。(Excel2007をご使用の方は“作業日報_完成版(2007).xls”をご利用ください) なお、セキュリティレベルについての詳細はこちらをご覧ください。

◎サンプルデータ (zipファイル 13KB)  >>ダウンロード

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