●概要●
普通の表では、大きいデータの表だと、入力する際にスクロールなどをしなければならないので、手間がかかります。
データ フォームを利用して表を作成すると、左右にスクロールすることなく、表全体の情報を簡単に入力または表示できます。表が大きく画面に収まらない場合、データ フォームを使用すると、列間を移動する必要がないため、簡単にデータを入力することができます。
●詳細●
- 初期設定では、[データフォーム]ボタンが表示されていないため、クイックアクセスツールバーに追加してから操作します。
《2010/2013バージョン》
任意のタブ上で右クリックして、[クイックアクセスツールバーのユーザー設定(C)]を選択します。
《2007バージョン》
任意のタブ上で右クリックして、[クイックアクセスツールバーのカスタマイズ]を選択します。
- 表示された[クイックアクセスツールバーをカスタマイズします。]の[コマンドの選択(C)]から[すべてのコマンド]を選択します。
- 「すべてのコマンド」の一覧から[データフォーム]を選択して[追加(A)>>]ボタンをクリックし、[OK]をクリックします。(画像は2007の例です)
- クイックアクセスツールバーに[データフォーム]ボタンが追加されます。(画像は2007の例です)
- [挿入]タブの[表]から任意の大きさの表を作成します。
- 作成した表の1行目に見出しタイトルを入力します。
※ 書式設定をする場合は、データ行(2行目以降)に設定したい書式を2行目に設定すると、追加データに反映されます。
- データを入力したい表内にカーソルがある状態で、クイックアクセスツールバーの[データ フォーム]ボタンをクリックします。
- [データフォーム]画面が表示されるので、空のデータフォームにデータを入力します。最終データの入力が終わるまで、[レコードの追加(A)]ボタンを押しながらデータ入力を繰り返します。
- 最終データを入力したら、[閉じる]ボタンをクリックしてデータフォーム画面を閉じます。
●補足●
データフォームは既存の表にも有効なので、データの追加はもちろん、修正や削除、検索にも利用してください。