即効テクニック |
引数Charcodeで指定したASCIIコードに対応する文字列を返します。通常の文字列は勿論ですが、タブやラインフィールドなどの制御文字といわれるものにも文字コードが割り当てられているので、Chr関数を使用して表すことができます。また、それらには定数も用意されています。次の対応表を参照してください。 ・代表的な制御文字 一覧 値 定数 内容 Chr(0) vbNullChar 値0を持つ文字 Chr(9) vbTab タブ文字 Chr(8) vbBack バックスペース文字 Chr(10) vbLf ラインフィード文字 Chr(13) vbCr キャリッジリターン文字 Chr(13) + Chr(10) vbCrLf キャリッジリターンとラインフィードの 組み合わせ 構文 Chr(CharCode) 設定項目 内容 CharCode 文字列に変換するASCIIコードを指定 [省略不可] 次のサンプルは、指定した複数のセル範囲の文字列について、タブを用いて横位置を合わせ、キャリッジリターンを用いて改行して整形したうえで、メッセージボックスに表示するものです。 ●サンプル●
Sub ChrSamp1() Dim myStr As String Dim i As Integer For i = 1 To 6 myStr = myStr & Cells(i, 1).Value & Chr(9) & Chr(9) _ & Cells(i, 2).Value & Chr(13) '---タブと改行で整形 Next i MsgBox myStr End Sub