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アルファベットの大文字/小文字を変換する(UCase/LCase関数)|Excel VBA

文字列操作関連のテクニック

アルファベットの大文字/小文字を変換する(UCase/LCase関数)

(Excel 2000/2002/2003/2007/2010/2013/2016)

UCase関数は、アルファベットの小文字を大文字に変換します。アルファベットの小文字以外は影響を受けません。
LCase関数は、アルファベットの大文字を小文字に変換します。アルファベットの大文字以外は影響を受けません。

Sub Sample()
    MsgBox UCase("Excel VBA")   '→ EXCEL VBA
    MsgBox LCase("Excel VBA")   '→ excel vba
End Sub

UCase/LCase関数は、どちらも対象のアルファベットが全角の場合には全角で、半角の場合には半角で結果を返します。大文字/小文字の変換と一緒に全角/半角も指定する場合は、StrConv関数を使用してください。

●補足●

ワークシート関数のUPPER/LOWER関数でも、VBAのUCase/LCase関数と同じ結果が得られます。

=UPPER("Excel VBA")   → EXCEL VBA
=LOWER("Excel VBA")   → excel vba

一方、ワークシート関数には先頭文字のみを大文字にするPROPER関数があります。

=PROPER("happy birthday!")   → Happy Birthday!

VBAで同じ結果を得るには、StrConv関数を使用します。

MsgBox StrConv("happy birthday!", vbProperCase)