即効テクニック |
コマンドバーコントロールを文字列で認識するのに使用するテキストを設定します。 Captionプロパティはラベルテキストを、ToolTipTextプロパティはポップヒントのテキストを設定します。 構文 Object.Caption ラベルテキスト 設定/取得 Object.ToolTipText ポップヒント 設定/取得 設定項目 内容 Object CommandBarButton、CommandBarComboBox、CommandBarControl、 CommandBarPopupオブジェクト[省略不可] 次のサンプルは、指定したコントロールのラベルテキストとポップヒントのテキストを設定します。 ●サンプル● Sub CaptionAndToolTipTextSamp1() Dim myCB As CommandBarButton Set myCB = CommandBars("Sample").Controls(1) '---"Sample"の1つめのコマンドバーコントロールに対して With myCB .Caption = "サンプル ボタン1(&S)" '---(1)ラベルテキスト設定 .TooltipText = "切り取り" '---(2)ポップヒントのテキスト設定 .Style = msoButtonIconAndCaption '---(3)ボタンの表示方法を設定 End With End Sub (1)のステートメントでラベルテキストを設定し、(2)のステートメントでポップヒントのテキストを表示しています。なお、ToolTipTextプロパティを設定しない場合、Captionプロパティの設定値がポップヒントとして表示されます。(3)のステートメントで使用しているStyleプロパティは、コマンドバーの表示方法を設定するものです。 ●ポイント● (1)のステートメントで指定しているように、Captionプロパティの設定値の最後に"(&任意の半角英字)"を指定することで、[Alt]+[任意の半角英数]のキーボード操作で、対象のコマンドバーボタンにアクセスできるショートカットキーを設定することができます。