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シート操作関連のテクニック

ワークシートを参照する(Worksheetsプロパティ)

(Excel 2000)
WorksheetsコレクションオブジェクトのメンバであるWorksheetオブジェクトを参照します。Objectには対象のWorkbookオブジェクトを指定します。
Applicationオブジェクトを指定した場合にはアクティブブックが対象となります。指定を省略した場合も同様です。

構文  Object.Worksheets(Index)     取得のみ

設定項目        内容
  Object        Application,Workbookオブジェクト [省略可能]
  Index         参照したいワークシートの名前、ワークシートの順番[省略可能]

サンプルコードで指定の方法を覚えてください。
●サンプル●
Sub WorksheetsSamp1()

    Worksheets("Sheet3").Select   '----(1)名前で選択
    MsgBox "選択したシート:" & ActiveSheet.Name
    Worksheets(1).Select          '----(2)順番で選択
    MsgBox "選択したシート:" & ActiveSheet.Name
    Worksheets.Select             '----(3)全てのワークシートを選択

End Sub
(1)のステートメントはシート見出しに表示されている名前で対象のシートを選択しています。(2)のステートメントでは、シート見出しを左から数えた順番で付けられた番号で指定しています。非表示のシートも順番を数える対象になります。(3)のステートメントでは引数を省略し、全てのワークシートを選択しています。

●注意●
(2)のステートメントのように順番で指定する場合、対象としたいワークシートの順番が変わらないことが確実なとき以外は細心の注意が必要です。なお、(3)のステートメントで選択されなかった種類のシートを参照する場合には、Sheetsプロパティを使用してください。