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シート操作関連のテクニック

シート1とシート2を並べて表示する

(Excel 97)
NewWindowメソッドを使って、アクティブウィンドウのコピーウィンドウを表示してシート1とシート2を並べて表示します。
NewWindowメソッドは、新しいウィンドウ、または指定されたウィンドウのコピーを作成します。
サンプルマクロでは、シート1をアクティブにしてから、コピーウィンドウを表示してシート2をアクティブにした後、Arrangeメソッドで開かれているすべてのウィンドウを並べ替えています。
Sub Sample()
    
    Worksheets("Sheet1").Activate
    
    ActiveWindow.NewWindow
    Worksheets("Sheet2").Activate
    
    Windows.Arrange ArrangeStyle:=xlVertical

End Sub
Arrangeメソッドの構文は次のとおりです。
<構文> expression.Arrange(ArrangeStyle, ActiveWorkbook, SyncHorizontal, SyncVertical)
expression
必ず指定します。対象となるWindowsコレクションを表すオブジェクト式を指定します。
ArrangeStyle
省略可能です。ウィンドウを整列する方法を指定します。使用できる定数は、次に示すXlArrangeStyleクラスのいずれかです。
xlArrangeStyleTiled
開かれているウィンドウがすべて画面に表示されるように、サイズを縮小して並べます。引数ArrangeStyleを省略すると、この値が既定値として使われます。
開いているウィンドウのサイズが調整され、すべてのタイトルバーが見えるように少しずつずらして重ねて表示されます。
ウィンドウを同じサイズに縮小して、画面の上から下へ縦積みにします。
ウィンドウを同じサイズに縮小して、画面の左から右へ横並びにします。
省略可能です。Trueを指定すると、作業中のブックのウィンドウのうち、現在表示されているウィンドウだけが整列されます。Falseを指定すると、Excelのすべてのウィンドウが整列されます。既定値はFalseです。
省略可能です。引数ActiveWorkbookにFalseが指定されているか省略されているときは、この引数は無視されます。Trueを指定すると、作業中のブックのウィンドウのいずれかを左右にスクロールするときに、他のウィンドウも同時にスクロールします。Falseを指定した場合は、ウィンドウの同時スクロールは行われません。既定値はFalseです。 SyncVertical省略可能です。引数ActiveWorkbookにFalseが指定されているか省略されているときは、この引数は無視されます。Trueを指定すると、作業中のブックのウィンドウのいずれかを上下にスクロールするときに、他のウィンドウも同時にスクロールします。 Falseを指定した場合は、ウィンドウの同時スクロールは行われません。既定値はFalseです。