即効テクニック

ウィンドウ操作関連のテクニック

ウィンドウサイズを設定する

(Excel 2000)
対象オブジェクトがApplicationの時にはExcelウィンドウの大きさを、Windowの時はドキュメントウィンドウの大きさを設定します。Heightプロパティがウィンドウの高さを、Widthプロパティがウィンドウの幅を設定します。なお、WindowStateプロパティがxlNormalに設定されている時以外には、値を設定することはできません。
Heightプロパティの最大値はUsableHeightプロパティの値、Widthプロパティの最大値はUsableWidthプロパティの値になります。

構文  Object.Height     設定/取得
      Object.Width      設定/取得
設定項目        内容
Object          Application,Windowオブジェクト [省略不可]

次のサンプルは、アクティブウィンドウのサイズを可能な限り大きくするコードです。
●サンプル●
 Sub HeightAndWidthSamp1()

     With ActiveWindow
         .WindowState = xlNormal      '---通常表示に設定します。
         .Left = 0                    '---ウィンドウの左端を一番左に設定
         .Top = 0                     '---ウィンドウの上端を一番上に設定
         .Height = Application.UsableHeight '---高さを最大にする
         .Width = Application.UsableWidth   '---幅を最大にする
     End With

 End Sub
●注意●
このサンプルによる「最大化」は、WindowStateプロパティにxlMaximizedを設定したものとは動作が異なります。ドキュメントウィンドウのタイトルバーがExcelのタイトルバーと一緒に表示される分だけ、WindowStateプロパティを用いた最大化による画面表示領域は広くなります。