即効テクニック |
対象オブジェクトがApplicationの時にはExcelウィンドウの大きさを、Windowの時はドキュメントウィンドウの大きさを設定します。Heightプロパティがウィンドウの高さを、Widthプロパティがウィンドウの幅を設定します。なお、WindowStateプロパティがxlNormalに設定されている時以外には、値を設定することはできません。 Heightプロパティの最大値はUsableHeightプロパティの値、Widthプロパティの最大値はUsableWidthプロパティの値になります。 構文 Object.Height 設定/取得 Object.Width 設定/取得 設定項目 内容 Object Application,Windowオブジェクト [省略不可] 次のサンプルは、アクティブウィンドウのサイズを可能な限り大きくするコードです。●サンプル●
Sub HeightAndWidthSamp1() With ActiveWindow .WindowState = xlNormal '---通常表示に設定します。 .Left = 0 '---ウィンドウの左端を一番左に設定 .Top = 0 '---ウィンドウの上端を一番上に設定 .Height = Application.UsableHeight '---高さを最大にする .Width = Application.UsableWidth '---幅を最大にする End With End Sub
●注意● このサンプルによる「最大化」は、WindowStateプロパティにxlMaximizedを設定したものとは動作が異なります。ドキュメントウィンドウのタイトルバーがExcelのタイトルバーと一緒に表示される分だけ、WindowStateプロパティを用いた最大化による画面表示領域は広くなります。