数式の参照先を一気に変更する|Excel 一般 |
数式も置換え機能の対象となることを利用すると、数式の参照先や、使用している関数を一気に置換えることが可能です。
以下の例では、ワークシート「Sheet1」を参照している数式を、「Sheet2」の同アドレスを参照する数式に置き換えます。
数式の参照先を変更する際には、置換え前の文字列が、対象とする参照先以外の文字列と重ならないように注意してください。
例えば、「Sheet1!」と「Sheet2!」を置換える際に、「Sheet」と「!」の部分が同じだからと言って、「1」を「2」に置換えようとすると、全ての「1」が「2」に置換わってしまい、意図した結果を得られない場合があります。
なお、数式の入力されたセル範囲だけを置換えの対象としたい場合には、以下の操作を行ってください。
《Excel 2007、2010、2013、2016バージョン》[ホーム]タブ−[検索と選択▼]−[ジャンプ(G)]で表示される[ジャンプ]ダイアログボックスで[セル選択]ボタンをクリックし、[選択オプション]ダイアログボックスで、[数式(F)」オプションボタンにチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックしてください。
《Excel 2003以前のバージョン》
[編集(E)]−[ジャンプ(G)]で表示される[ジャンプ]ダイアログボックスで[セル選択]ボタンをクリックし、[選択オプション]ダイアログボックスで、[数式(F)」オプションボタンにチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックしてください。
すると、数式の入力されたセルだけが選択されます。その後、上記(1)〜(3)の操作を実行してください。