折れ線グラフで存在しないデータを非表示にする|Excel 一般 |
グラフの元になる範囲に「=IF(セル番地<>"",値,"")」といったような、関数が入力されている場合見かけ上はセルが空白になっていてもグラフには 0 という値が表示されます。
データが無くても0とみなされるため、近似曲線を引く場合や、平均値を取りたい場合に支障が出ることがあります。
以下のように関数を変更すると、データが無いところは非表示にすることが可能です。
=IF(参照先のセル番地<>"",参照先のセル番地,NA())
これは、エラー値#N/Aがあるセルは、グラフの項目として認識しないということです。
セルA1が空白の場合、グラフのデータ範囲には [#N/A] とエラー表示されます。
この表示を隠したい場合には、[条件付き書式]で以下の設定を行います。
《Excel 2007、2010、2013、2016バージョン》
[次の数式を満たす場合に値を書式設定][=ISNA(セル番地)][フォントを白]
《Excel 2003以前のバージョン》
[数式が][=ISNA(セル番地)][フォントを白]