即効テクニック

ファイル操作・他アプリケーションとの連携

メーラーを起動する

(Access 2002/2003)
● 概要 ●
構文     expression.Address
         expression.EmailSubject


設定項目        内容
expression      Hyperlinkオブジェクトを指定[省略不可]

Addressプロパティには、送信先のEメールアドレスを指定し、EmailSubjectプロパティには、Eメールの件名を指定します。
次のコードは、送信先Eメールアドレスと件名を指定してメール送信フォームを表示しています。このサンプルを実行する場合は、フォームに配置したコマンドボタンのイベントプロシージャから呼び出すようにします。
フォーム名とコマンドボタン名はお使いの環境に合わせて変更してください。


● サンプル ●
'標準モジュールに記述してください
'メーラーを起動する(アドレスと件名を指定)
Sub EMailSample()
    Form_サンプル実行フォーム!コマンド0.HyperlinkAddress 
  = "mailto:test@XXXXX.co.jp"
    Form_サンプル実行フォーム!コマンド0.Hyperlink.EmailSubject 
  = "15日の打合せについて"
End Sub


● 補足 ●
フォームのコマンドボタンから「EMailSample」プロシージャを呼び出すには、フォームのデザイン画面でコマンドボタンを右クリックし、表示されたメニューから[イベントのビルド]コマンドを実行します。[ビルダの選択]ダイアログボックスが表示されたら、「コードビルダ」を選択して[OK]ボタンをクリックします。
コマンドボタンのイベントプロシージャが表示されたら、次のようにCallステートメントを使って「EMailSample」プロシージャを呼び出します。

'フォームに配置したボタンのクリックイベントに記述してください
'メーラーを起動するプロシージャを呼び出す
Private Sub コマンド0_Click()
    Call EMailSample
End Sub