即効テクニック |
テストの成績、売上実績、大会記録など、データに順位をつける方法として、次のようにクエリを利用することができます。 ●準備● 主キーのように重複しないフィールドが1つ以上あるテーブルを用意します。 テーブル名:売上実績 フィールド名 データ型 ---------------------------------------------------------- 社員番号 オートナンバー型 [主キー] 社員名 テキスト型 実績 数値型 <データ内容> 社員番号 社員名 実績 1 鈴木 100 2 蔵本 400 3 宮村 500 4 赤坂 200 5 田口 200 ●操作方法● (1)クエリを新規に作成して、[テーブルの表示]ダイアログボックスで「売上実績」を2度クリックします。 2度目に追加したテーブルには「_1」が付きます。 (2)次の順番でデザイングリッドにフィールドを設定します。 1:「売上実績_1」の「社員番号」 2:「売上実績」の「社員番号」 3:「売上実績」の「社員名」 4:「売上実績」の「実績」 5:「売上実績_1」の「実績」 6:「売上実績_1」の「社員番号」 (3)[表示(V)]-[集計(O)]で集計行を表示して、下記のように設定します。 1:「売上実績_1」の「社員番号」 フィールド名:実績順位: 社員番号 集計:カウント 並べ替え:昇順 5:「売上実績_1」の「実績」 集計:Where条件 抽出条件:>[売上実績]![実績] *注意* 抽出条件は1行目に記入 6:「売上実績_1」の「社員番号」 集計:Where条件 抽出条件:[売上実績]![社員番号] *注意* 抽出条件は2行目に記入 (4)クエリをデータシートビューで表示すると、下記のように売上実績順にデータが並び替えられて、先頭の「実績順位」に順位が表示されます。 同じ値(実績)の場合は同じ順位が表示されます。 実績順位 社員番号 社員名 実績 ----------------------------------------------- 1 3 宮村 500 2 2 蔵本 400 3 5 田口 200 3 4 赤坂 200 5 1 鈴木 100