Lesson34:改ページ位置の調整

行間の設定

段落の行間を設定することで、段落の占めるスペースを調節したり、文書が1ページに収まるように設定したりすることができます。より見やすいビジネス文書を作成できます。

1. 行間の変更をする段落の先頭に、カーソルを移動します。

2. [書式(O)]メニューから[段落(P)]を選択します。

▼ [段落]ダイアログボックス
[段落]ダイアログボックス

3. [インデントと行間隔]タブを選択します。

4. [行間(N)]ボックスの▼ボタンをクリックして行間を選択します。初期設定は「1行」です。

5. サンプルで設定後の結果が表示されるのを確認して[OK]ボタンをクリックします。

6. 行の間隔が「1.5行」になります。

行間を設定するには、ポイント数で指定することもできます。

1. 行間の変更をする段落の先頭にカーソルを移動します。

2. [書式(O)]メニューから[段落(P)]を選択します。

3. [インデントと行間隔]タブを選択します。

4. [行間(N)]ボックスで固定値を選択して[間隔(A)]へ「17pt」と入力します。

5. [OK]ボタンをクリックします。

行間をポイントで指定するためには、[行間(N)]で「固定値」または「最小値」を選択します。

最小値で設定する方法

行間を「最小値」で設定すると、その段落に含まれる文字の最大のサイズに合わせて行間が自動的に調整されます。行に含まれる文字のサイズが異なる場合、行ごとに調節がなされます。間隔は、標準のフォントサイズで入力されている行に対して適用されます。

固定値で設定する方法

行間を「固定値」で設定すると、行間の自動設定はされず、指定したポイントの間隔で切れてしまいます。この場合、間隔を任意のポイント(pt)に増減して調節します。段落内の行に含まれる文字のサイズに関係なく、段落内全ての行に指定した間隔が適用されます。

段落の間隔

段落と段落の間に空間を入れて、見やすい文章を作成します。

1. 段落の間隔を変更する段落を選択します。

2. [書式(O)]メニューから[段落(P)]を選択し、[段落]ダイアログボックスを表示します。

3. [インデントと行間隔]タブを選択し、[段落前(B)]に0.5行と入力して[OK]ボタンをクリックします。

段落前に0.5行分の空間が追加されます。

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