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1_実践的なSUM関数 5/5

実践的なSUM関数(Excel2016)| 1/5  2/5  3/5  4/5  5/5 

絶対参照を使って計算しよう

サンプルデータで絶対参照を利用して、各月の返品数の割合(図5-1)を求めてみましょう。各月の返品数を合計返品数で割って求めます。
1月の数式を作成したら、残りの月もオートフィル機能を利用して、数式をコピー(図5-2)します。
コピーした数式を確認すると、すべての数式がセルD10で割り算されていることがわかります。

▼ 図5-1 各月の返品数割合を求める
図5-1 返品率を求める
  1. 返品数の割合を求めたいセル(E4)をクリックする
  2. 「=」を入力し、1月の返品数が入力されているセルD4をクリックする
  3. 「/」を入力し、返品数の合計が入力されているセルD10をクリックして[F4]キーを押す
  4. [Enter]キーを押して数式を確定する
▼ 図5-2 数式をコピー
図5-2 数式をコピーする
  1. コピー元になるセルE4をクリックして選択する
  2. E4セルの右下角(フィルハンドル)にマウスポインタをあわせ、そのままセルE9までドラッグする

さらに絶対参照を利用して、返品数の累計を求めてみましょう。

▼ 図5-3 絶対参照を利用して、累計を求める
図5-3 絶対参照を利用して、累計を求める
  1. 累計を求めたいセルF4を選択する
  2. [合計]ボタンをクリックする
  3. セルD4をクリックし、「:」を入力する
  4. SUM関数の引数が「D4:D4」となるので、一方を「$D$4」と絶対参照にする
  5. [Enter]キーで数式を確定する

先ほどと同様に残りのセルに数式をコピーし、返品数の累計(図5-4)を求めましょう。
コピーした数式を確認すると、先頭セルからセル範囲が拡張されていることが確認できます。

▼ 図5-4 累計を求める
図5-4 累計を求める

これで解説は以上です。お疲れ様でした!

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