グラフのデータ範囲を変更する
Excel 2013では、完成したグラフでも、グラフの作成元のデータ範囲を変更できます。また、行と列のどちらの方向のデータをデータ系列するのかを選択したり、データ系列の追加や削除といった編集作業も、グラフ完成後に行うことができます。
データ範囲を変更する
グラフの作成元のデータ範囲を変更するには、グラフ要素を選択して、[グラフツール]の[デザイン]タブから[データの選択]、もしくは右クリックのショートカットで[データの選択]を選択し、[データソースの選択]ダイアログボックスを表示させ、データ範囲を変更します。
▼ [データソースの選択]ダイアログボックス
![[データソースの選択]ダイアログボックス](img_e_basic/54-1.jpg)
セル範囲のコピー/貼り付けで系列を追加
データ系列を追加する場合には、データのコピー/貼り付けや、ドラッグ＆ドロップで簡単に操作できます。ここでは、データのコピー/貼り付けの方法を紹介します。
追加したいセル範囲をドラッグで選択し、コピーした後、グラフエリアを選択して貼り付けを実行すると、データ系列にデータマーカーが追加されます。
▼ セルのコピー/貼り付けでデータを追加
① コピーしたいセルの範囲を選択する
② [貼り付け]ボタンをクリックする
追加したいセル範囲を選択した後、その選択範囲の隅にマウスポインタを合わせ、グラフエリアに移動してドロップして系列を追加することもできます。
データ系列の方向を変更する
元のデータが同じでも、行方向と列方向のどちらをデータ系列とするかで、作成されるグラフは異なります。
データ系列はグラフを選択して、［グラフツール］の[デザイン]タブ、[データ]グループの[行/列の切り替え］ボタンをクリックして変更します。
▼ データ系列を行方向と列方向に変更
